2016年7月1日金曜日

平島移動教室 裏話⑤



小さな灯りと太鼓の音
      
                   
夜は、キャンプファイヤーをしました。

あたりは真っ暗闇で、遠くに母島の街灯や民家の灯りがぼんやり見えていました。



ふと耳を澄ますと、小笠原太鼓が微かに聞こえるような気がしました。

あれ?でも今日は火曜日で、練習はないはず。

「空耳じゃない?」「それとも私たちのために叩いてくれているのかな?」

そんなことを思いながら、耳を澄ましていると

キャンプファイヤー以外には明かりもないのに、

無人島に限られた食料と道具しかなくているのに、
迎えが来ないと帰る足もないのに、
なんだか、家にいるかのように安心することができました。



安心しすぎて、たくさん踊りました。
あとで聞いた話ですが、その日は八丈島の方たちがいらっしゃっていて、
太鼓を叩いていたそうです。
「今まで平島で太鼓の音を聞いたということは聞いたことがない」
というくらい貴重な体験だったようです。